ページランク随想録


はじめに

ロボット型検索エンジンは,検索のための情報を,人の手ではなくコンピューターがwebより自動的に収集して,データベースを作成します。その膨大な情報量故に,人気が高く多くの検索エンジンが採用する方法です。中でもgoogleはそのデータベースの大きさと,独自の検索方法のために,他のロボット型検索エンジンに比べて大きな支持を集めました。結果,ヤフー,ライコス,インフォシーク,エキサイトといった有名検索サイトでgoogleのデータベースが使われています。更に,平成15年12月1日より,ロボット型検索エンジン大手として,独自のデータベースを採用していた「goo」までもが,遂にその検索用データベースとして,Googleを採用することになりました。現在の状況では,自分のサイトが検索エンジンで検索されるにはGoogleのデータベースにいかに都合良く自分のサイトを収集させるかということに集約されます。 Googleにおいて検索結果の上位に表示される要因のひとつとして,ページランクという考え方が公表されています。ページランクとは,そのサイトのwebにおける重要度を示した値です。ある単語について検索がなされたとき,その検索語に関係の深いサイトが表示されてきますが,このときページランクの大きいサイトほど上位(つまり目につきやすい位置)に表示されるのです。この検索時の順位と,サイトへの来訪者の数には密接な関係があります。自分がGoogleで検索したときのことを考えてみてください。標準状態では上位10サイトまでしか検索時には表示されません。果たして,ページの下の方にある「次へ」をクリックして,11位以下のサイトをどの位まで来訪するでしょうか。はっきり言ってその頻度は極めて少ないのではないでしょうか。私であれば,見るのはせいぜい20位でしょうか。それで気に入ったサイトが見つからなければ,他の検索ワードを試すと思います。私の考えだけでなく,実例を示しましょう。当サイト「姓名判断を極める」は姓名判断のポータルサイトを目指して,1998年より公開しておりますので,Googleにも早くより登録していただきました。また,長くやっていることもあり,いくつかのサイト様にもリンクを作成していただいておりますので,Googleにおけるページランクは4から5(ページランクは最大で10です。)を上がったり下がったりしています。それに伴い,「姓名判断」のキーワードで検索した際の順位も大きく変動しております。順位によってGoogleから当サイトへの来訪者数は大きく変動しますので,当サイトのトップページ来訪者数は4000人以上から2000人と大きな変動を見せるのです。常に上位に表示させておけば,来訪者数は飛躍的に増えることは想像に難くありません。私のサイトの場合,そんなに多くの方が来訪されてもメリットはないのですが,少ないよりは多い方がとりあえずは良いと言うことにして,Googleからの訪問者を増やすべく,ページランクを増やす方法について考察してみました。

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